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牧師館の殺人 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 35) 文庫 – 2003/10/1

4.3 5つ星のうち4.3 15個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2003/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 468ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 415130035X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4151300356
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 15個の評価

著者について

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アガサ・クリスティー
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1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。

1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。

1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
15グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見取り図などもあり推理が楽しい。あの時代の雰囲気も好きです。天才です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月21日に日本でレビュー済み
マープル物の最初の長編作品であり、マープルの住んでいるセント・メアリ・ミード村の様子が詳しく書かれているのが興味を引いた。
殺人事件はプロズロウ大佐の銃殺事件1件だけだが、人物を巧みに配置し、置き手紙、偽の電話、銃声、殺人の時刻、アリバイ、証言内容、過去のつながり等、様々な謎が盛り込まれていて、ミステリーの物語としては、十分に読み応えのある作品。
マープルの些細な事象に対する気付きや、状況をうまく説明する解釈はなかなかと感じるが、真相はポアロ物の某作品と非常に類似しているし、ややごちゃごちゃとしている印象を受けた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
複雑な人間関係を噂や観察で推理するなんて、、、

犯人全くわかりませんでした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入前に値段と評価のギャップに気付くべきだったなとは思いますが、カバーに数か所破れがある状態で「良い」の評価は微妙。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 牧師館の書斎で退役大佐が射殺されて発見されます。

 牧師が語るかたちをとって筋が展開していきます。

 村の色々な人たちが登場し、それぞれが色々な目撃談を牧師にもちこんだり、警察の捜査に協力拒否する様子が語られます。

 村の住人のミス・マープルもその一人。

 誰よりも観察眼が鋭いと牧師に評価を受けている彼女は疑わしい人が「7人」居るといいますが…。

 村の様子や、警察官達の姿、そして牧師の家庭の様子が快活な感じで描かれていて面白く読みすすみました。

 無駄に思える村人達の証言が最後にちゃんと伏線だったと気づかされます。

 ちょっと煙たいけど、頼りになるミスマープルの様子が楽しい本です。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月8日に日本でレビュー済み
マープルものは本格推理作品の色合いが薄いものが多いが、その点、本書と次作「書斎の死体」「ポケットにライ麦を」の3作が論理の筋道がきちんと整っている点で群を抜いており、犯人の意外性とトリックの点でも優れている。(私はマープルものでこの3作だけ、犯人を当てられなかった。)

とはいえ、これはあくまでもマープルものの中での話。犯人は意外だったが、ありきたりと言えばありきたり。
もしも作者作品ベスト10を選ぶとしても、私が読んだところではマープルもので入るとしたら「ポケットにライ麦を」ぐらいだろう。

なお、本書では人道主義者で死刑には反対のはずのヘイドック医師が、怒りのあまり真犯人を絞首刑に追い込むために逮捕に協力するところが面白かった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月1日に日本でレビュー済み
アマゾンのWalter BeckerのCDレビューで、
「Steely Danはドナルドフェイゲンのプロジェクトだと一般に思われているが、実はあのサウンドを決定付けているのはベッカーの方だった!」
というようなものがあるのだが、この「牧師館の殺人」を読んだ私は似たような事を思った。

つまり、「アガサ・クリスティと言えばポワロだと思っている人が多いと思うが、実はクリスティの個性(ユーモアやウィットに富んだ文章)を真に愉しめるのはマープル物だったのだ!」と。

マープル物にはポワロ物とはまた違った趣があります。

例えば、ポワロはその過剰な自意識が滑稽さを醸している部分があるんですが、
マープルは、もっと全体的に、会話の全てや登場人物に皮肉が利いてて可笑しいんですね。
ここに出てくるオバサン達も、皆厚顔無恥なくせにいかにも自分は恥じらいを知った淑女であるかの如く振舞おうとするし、亭主は皮肉を言っても気にもされずにやり込められるしで、読んでて本筋と関係ない所でニヤニヤさせられます。(笑)

そしてそんなだから、当時の時代背景や風俗、人間そのもののパーソナリティがよく分かります。
(これは副次的に得られる特筆すべき点ですね♪)

そして、肝心のミステリーはと言うと、これが文句無く面白い!!!
一見簡単に片が付いたかに見えた事件に次から次へと謎が飛び出し、事件は混迷へ
そして最後、衝撃の結末に!!
もう最後まで飽きさせない展開はクリスティ作品の中で1番では?という出来です。

犯人は誰だ?と肩肘張らずに純粋にミステリーを楽しめる作品です。(謎すぎて全く分からないからです)^^;

読後感の良さも相まって満足度は文句無しの5!です。
退屈な雨の日にでも、是非どうそ!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年6月11日に日本でレビュー済み
この本を読むたびに、思うこと。

ありきたりな、殺人事件。

出来事も、犯人も、なにもかも、ありきたり。

・・・でもわたしは、この本を、何回も、読んでいます。

事件はありきたりなのに、なにか、ひきつけるものがあるのです。動機も犯人も忘れてもいないのに、また読みたくなるなにかが、この本にはあります。

さあ、牧師館に、訪れてください。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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